Technics SE−9600. 3台目修理記録
平成15年月到着   月日完成
寸評 終段TR(トランジスタ−)の供給電圧まで安定化した理想的なAMPです。
    途中で基盤改造がありますので、未対策器は修理した方が良いです(対作品は「2a」のシールが添付)
    高域の発振対策を施し、安全の為、フューズを挿入した
A. 修理前の状況
  •  プロテクト作動したまま
     
B. 原因
  • 経年変化による、プロテクト回路不良

C. 修理状況
  • プロテクトリレー交換。
    初段TR(トランジスター)交換。
    RLバイアス/バランスVR交換。
    大型を除く全電解コンデンサー交換(オーデオコンデンサー使用)。

D.使用部品
  • プロテクトリレー交換           個。
    初段TR(トランジスター)         個。
    バイアス/バランス半固定VR     個。
    電解コンデンサー             個。

E. 調整・測定


F. 修理費(販売価格)   198,000円

S. Technics SE−9600 の仕様(カタログ・マニアルより)

A1A. 修理前 上から見る
A1B. 修理前 下から見る
A2A. 修理前 前から見る
A2B. 修理前 後から見る
A3A. 修理前 横から見る
A3B. 修理前 横から見る
A4. SP接続リレー比較  左=新しい物  右=古い物
C. 修理状況
C1A. 修理前 Rドライブ基板
C1C. 修理前 Rドライブ基板裏
C1D. 修理後 Rドライブ基板裏 メーカーの基盤変更及びフューズの増設
C2A. 修理前 Lドライブ基板
C2C. 修理前 Lドライブ基板裏
C2D. 修理後 Lドライブ基板裏  メーカーの基盤変更及びフューズの増設
C3A. 修理前 定電圧電源基盤
C3C. 修理前 定電圧電源基盤裏
C3D. 修理後 定電圧電源基盤裏  メーカーの基盤変更及びフューズの増設
S. Technics SE−9600 の仕様(カタログ・マニアルより) 
型式 ステレオパワーアンプ
実効出力(1kHz、両ch駆動) 165W+165W(4Ω)
110W+110W(8Ω)
高調波歪率 0.08%
混変調歪率 0.08%
出力帯域幅(8Ω) 5Hz〜60kHz -3dB
SN比 110dB
残留ノイズ 0.3mV
出力インピーダンス 0.08Ω(Normal)、0.8Ω、2.7Ω、8Ω
入力感度/インピーダンス 1V/40kΩ
外形寸法 幅450x高さ193x奥行426mm
重量 23.6kg
価格 ¥225,000(1975年頃)
                           se96003-e
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2023 Amp Repair Studio All right reserved.