HMA−9500. 7台目 修理記録
平成14年10月5日持込   10月28日完成
注意 このAMPはアースラインが浮いています
    AMPのシャーシにSPの線(アース側)や入力のRCAプラグのアース側も接続してはいけません
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません

    又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照
  • A. 修理前の状況
       片chの、温度が上がりません。(音は、でます。)
       また、電源を切ると、雑音がでる状態です。

  • B. 原因
       経年変化による劣化。
       安全抵抗劣化。
       底板凹みで基盤が割れ、回路切断し、劣化加速した。

  • C. 修理状況
      初段FET(電界トランジスター)。
      SP接続リレー交換。
      バイアス/バランス半固定VR交換。
      TR(トランジスター)。
      プリント基板補修。
      電解コンデンサー交換(オーディオコンデンサ−使用)。
      抵抗交換。
      配線手直し、補強。

  • D. 使用部品
      初段FET(電界効果トランジスター)  2個。
      SP接続リレー               2個。
      TR(トランジスター)            4個。
      電解コンデンサー(オーディオコンデンサー使用) 27個。
      バイアス/バランス半固定VR     4個。
      フューズ入り抵抗             14個。

  • E. 調整・測定

  • F. 修理費   65,000円   オーバーホール修理。
  • S. HITACHI Lo−D HMA−9500 の仕様(マニアルより)
A. 修理前の状況
A1. 修理前 凹んだ底板
A2. 修理前 拡大した凹んだ底板
C. 修理状況
C1. 修理中 割れたR基盤
C2. 修理中 拡大した割れた基盤 右下の止めネジのすぐ上に1本  上のネジの下に1本=これが銅箔を切断
C1. 修理前 R側基板
C2. 修理後 R側基板
          初段FET(電界効果トランジスター)、バランス・バイアス調整用半固定VR、SP接続リレー交換、フューズ入り抵抗全部交換、電解コンデンサー全部交換
C3. 修理前 R側ドライブ基板裏
C4. 修理後(半田補正) R側ドライブ基板裏  全ての半田をやり修す
C5. 修理前 L側基板
C6. 修理後 L側基板
          初段FET(電界効果トランジスター)、バランス・バイアス調整用半固定VR、SP接続リレー交換、フューズ入り抵抗全部交換、電解コンデンサー全部交換
C7. 修理前 L側ドライブ基板裏
C8. 修理後(半田補正) R側ドライブ基板裏  全ての半田をやり修す
C8. 修理前 電源基盤
C9. 修理後 電源基盤
C10. 修理前 電源基盤裏
C11. 修理後(半田補正) 電源基盤裏
C12. 修理前 入力端子基盤裏
C122. 修理後(半田補正) 入力端子基盤裏
C13. 修理後 R側終段FET(電界効果トランジスター)
C14. 修理後 L側終段FET(電界効果トランジスター)
C15. 交換したSP接続リレー等の部品
E. 調整・測定
E1. 出力、歪み測定
E2. 右SP出力=34V=144W 0.13%歪み 1000HZ 右下オシロ=入力1V
E3. 左SP出力=34V=144W 0.13%歪み 1000HZ 右下オシロ=入力1V
E4. 右SP出力=34V=144W 0.13%歪み 400HZ 右下オシロ=入力1V
E5. 左SP出力=34V=144W 0.13%歪み 400HZ 右下オシロ=入力1V
E6. 完成、下から見る
E7. 完成、24時間エージング
                       ha95007s
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