SAE(Scientific Audio Electronics) X25A 修理記録
平成16年5月28日   6月3日完成
  • A. 修理前の状況
        出力せず。
      
  • B. 原因
       「プロテクト+SP接続リレー基板」不良。

  • C. 修理状況
       SP接続リレー交換。
       バイアス調整用半固定VR交換。
       電解コンデンサー交換(ミューズ使用)。
       全基板半田補正。
       初段トランジスター交換。
      

  • D. 使用部品
       リレー                                         2個。
       電解コンデンサー(高圧を除き、オ−ディオ・コンデンサー使用)     20個。
       半固定VR                                      2個。
       複合TR(トランジスター)                             4個。

  • E. 調整

  • F. 修理費   85,000円   オーバーホール修理
                         3台目からの、お馴染みさん価格

A. 修理前の状況・点検
A1. 点検中 上から見る 定格出力250W/8Ω+250W/8Ω(120V)
A2. 点検中 DCバランス崩れで焼損した、SP接続リレー
A3. 点検中 終段TR(トランジスター)は全て東芝製品で片側6パラ・プシュで12個使用 よって左右で24個
C. 修理状況
C1A. 修理前 VU基板
C1B. 修理後 VU基板 電解コンデンサー6個交換
             写真紛失
C1C. 修理前 上VU基板裏
C1D. 修理(半田補正)後 VU基板裏
C2A. SP接続・プロテクト基板修理中
C2B. 修理前 SP接続・プロテクト基板
C2C. 修理後 SP接続・プロテクト基板 電解コンデンサー6個、SP接続リレー2個交換
C2D. 修理前 SP接続・プロテクト基板裏+電源電解コンデンサー基板裏
C2E. 修理(ハンダ補正)後 SP接続・プロテクト基板裏+電源電解コンデンサー基板裏
C3A. 修理前 R側終段基板
C3A1. 修理前 R側終段基板 ハンダが雑、ひげが出ている
C3B. 修理(半田補正)後 R側終段基板
C3C. 修理前 R側ドライブ基板
C3D. 修理後 R側ドライブ基板 電解コンデンサー7個、複合TR(トランジスター)2個交換
C3E. 修理前 R側ドライブ基板裏
C3F. 修理(半田補正)後 R側ドライブ基板裏
C4A. 修理前 L側終段基板
C4B. 修理(半田補正)後 L側終段基板
C4C. 修理前 L側ドライブ基板
C4D. 修理後 L側ドライブ基板 電解コンデンサー7個、複合TR(トランジスター)2個交換
C4E. 修理前 L側ドライブ基板裏
C4F. 修理(半田補正)後 L側ドライブ基板裏
C5A. SP接続リレーを解体する。 接点だけでなく、可動片まで熱で劣化しているのが解る
C5B. 交換したSP接続リレー
C8C. 修理前 上から見る
C8D. 修理後 上から見る
C9A. 交換部品
CAA. 終段TR(トランジスター)の止めネジの増締め
E. 調整
E1. 出力/歪み率測定。
    <見方>
     下左オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出す(歪み率=約0.003%)
     下中=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル) 下右=周波数計
     上左=SP出力の歪み率測定 左メ−タ−=L出力、右メ−タ−=R出力
     上中=SP出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
     上右=SP出力波形オシロ 上=R出力、下=L出力(出力電圧測定器の出力)
E2A. SP出力=42V=220W 0.04%歪み 1000HZ入力 AC100V
       R出力=右=上=赤針、 L出力=左=下=黒針、 左下のオシロが入力波形
E2B. SP出力=42V=220W 0.05%歪み 400HZ入力 AC100V
       R出力=右=上=赤針、 L出力=左=下=黒針、 左下のオシロが入力波形
E3. 表示VU−LEDの点検
               更に入力する250W、及びオーバーLEDが付く
E4. 完成 24時間エージング、 左は Nakamichi PA−70 
                          x25a-x
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2013 Amp Repair Studio All right reserved.