MusicalFidelity A−1. 3台目修理記録
         在庫(引取)品、希望が有れば修理後販売  平成16年9月11日到着  20日引取
  • A. 修理前の状況
     何気なく音楽をかけていたところ、これまでにない症状が出ました。スイッチオンから30分ぐらいたったころ、ブツブツという音がスピーカーから聞こえ、そのまま電源が落ちてしまいました。
    冷えたのち、スイッチを入れるとつきましたが、再び30分ほどして切れてしまいます。何度やっても同じことの繰り返しです。
    上記の件は、天板を外した状態での症状だったのですが、そののち20分くらいおきに電源がON・OFFを繰り返すことが判り、さらに天板を乗せれば、放熱がうまくいくのか、この症状がなくなることが判りました。
    しかしながら、これに替わり、片chから音が出なくなる症状が新たに現れました。
    この様な事は絶対しない事、放熱器全体が85度になったのでサーマルプロテクターが作動した。

  • B. 原因
       電解コンデンサ−容量抜け.

  • C. 修理状況
       電解コンデンサー交換.
       抵抗交換.
       配線手直し、補強.
       経年劣化による各部ハンダ補正.
       SP端子交換.

     
  • D. 使用部品
        電解コンデンサー(オーデオコンデンサー使用)       31個.
        抵抗                                   個.
        SP端子                                4個.

  • E. 調整・測定.

  • F. 修理費  65,000円   オーバーホール修理
                         終段交換の場合は別途
  • S. MusicalFidelity A−1. の仕様(マニアル・カタログより)
A1. 点検中 上から見る
A2. 点検中 熱のため膨み、頭のプラスチックが取れている全電源用電解コンデンサー!
A3. 点検中 熱のため膨み、頭のプラスチックが取れている前側小型電解コンデンサー!
A4. 点検中 熱のため膨み、頭のプラスチックが取れている後側小型電解コンデンサー!
A5. 点検中 バラック修理で出力測定 10V=12.5W 4%歪み率 AUX入力 400HZ
          終段がぼけていないと良いのですが?
S. MusicalFidelity A−1. の仕様(マニアル・カタログより)
型式 プリメインアンプ Musical Fidelity A1
定格出力 20W+20W(8Ω)
入力感度/インピーダンス Phono MC= 0.2mV/120Ω
Phono MM= 2mV/47kΩ
CD、Tuner、Aux、Tape= 200mV/47kΩ
RIAA偏差 30Hz〜40kHz ±0.5dB
SN比 Phono MC= 55dB以上
Phono MM= 60dB以上
CD、Tuner、Aux、Tape= 80dB以上
高調波歪率 0.5%未満(8Ω、定格出力時)
消費電力 85W(連続)
外形寸法 幅408×高さ60×奥行249mm
重量 5.5kg
価格 1984年発売、\138,000
                       mf-a-134
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