GAS THOEBE. 2台目修理記録
平成17年11月25日到着     12月9日完成
注意 このAMPもプリ出力にコンデンサーが無くDC漏れの可能性が有ります、メインAMPのDC入力端子に接続すると、
    メインAMPが「チンチン」になり壊れます
    更に、音質重視の為、プリ出力に安全(保護)抵抗が有りません!!
    プリ出力をショウトさせると、プリのバッファAMP(出力リレー)が壊れる可能性が有ります
    安全の為、RCAケーブルの接続は電源を切って行いましょう
A. 修理前の状況
  • YAHOOオークションで購入

B.原因
  • 各部劣化

C.修理状況
  • 出力AMP修理

D.使用部品
  • TR(トランジスター)              4個


E.調整・測定

G.修理費               28,000円    通常修理。
                                  お馴染みさん価格。
S. GAS THOEBE の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況
A1. 点検中  上から見る
A2. 点検中 かなりくたびれている入出力RCA端子郡
A3. 点検中 接点復活材の多用で、「ベタベタ」のメイン基板
C. 修理状況
C11. 修理前  バッファーAMP基盤
C12. 修理後 バッファーAMP基盤 TR(トランジスター)4個交換
C13. 修理前 バッファーAMP基盤裏
C131. 修理前 バッファーAMP基盤裏、ハンダ不良ヶ所
C14. 修理(1部半田補正)後 バッファーAMP基盤裏
C21. 修理前 MM−EQ−AMP基盤
C22. 修理前 MM−EQ−AMP基盤裏
C221. 修理前 MM−EQ−AMP基盤裏ハンダ不良ケ所
C23. 修理(1部半田補正)後 MM−EQ−AMP基盤裏
C31. 修理前 出力リレー基板
C311. 修理中  出力リレー基板上のゴミ? 電解コンデンサーが爆発したとき、飛び散る部質に似ている?
C33. 修理前 出力リレー回路基板裏
C34. 修理(1部半田補正)後 出力リレー回路基板裏
C41. 修理前 上から見る
C42. 修理後 上から見る
C5. 交換部品
E. 調整・測定
E1. 出力/歪み測定・調整
    <見方>
     下左オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出す(歪み率=約0.003%)
     下中=入力波形(オーデオ発振器のTTLレベル) 下右=周波数計
     上左=SP出力の歪み率測定 左メータ−=L出力、右メータ=R出力
     上中=SP出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
     上右=SP出力波形オシロ 上=R出力、下=L出力(出力電圧測定器の出力)
E2. 出力=8Vでも飽和しない! 歪み率=0.02% AUX入力 1000HZ
      このAMPは入力ジャックの抜き差し等は、十分注意する事。ミスをするとメインAMPやSPを壊します。
E31. 出力=1V 歪み率=0.01% AUX入力 1000HZ
E32. 出力=1V 歪み率=0.01% AUX入力 400HZ
E41. 出力=1V 歪み率=0.01% MM入力 1000HZ
E42. 出力=1V 歪み率=0.03% MM入力 400HZ
E5. 完成
E6. エ−ジング
S. GAS THOEBE の仕様(マニアル・カタログより)
型式、価格 コントロール(プリ)アンプ  THOEBE 価格((株)バブコ)¥366,000円
<Phono>
ゲイン 42dB/1000Hz
入力インピーダンス 47kΩ/100pFシャント
入力感度 1.6mV/1Khz
最大入力 110mV/1Khz
ノイズ 0.6μV(20Hz〜20kHz)、 0.25μV(400Hz〜20kHz)
出力インピーダンス 約500Ω
<High Level
ゲイン 20dB/1000Hz
入力インピーダンス 53kΩ/VR Full C.C.W、 36kΩ/VR Full C.W。
入力感度 200mV/1Khz
最大入力 1.2V/RMS
ノイズ 5μV(20Hz〜20kHz)
総合
最大出力 2V R.M.S.
外形寸法 417(W)×129(H)×196(D)mm
重量 13.6kg
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