Sansui AU−7500 修理記録 
13年9月10日
A.修理前の状況
 電源をいれるとSPから「ボンボン」と音がしてるのです(コーンも揺れてます)
 以前3年前くらいに修理したのですがまたおかしくなってきた

B.原因
 メインAMPのTR(トランジスター)劣化
 フラットAMP、イコライザーAMPのTR(トランジスター)の劣化

C.修理状況
 メインAMPのバランス、バイアス調整用 半固定VR4個交換
 メインAMPのTR(トランジスター)4個交換
 フラットAMPのTR(トランジスター)10個交換、
 イコライザーAMPのTR(トランジスター)6個交換
 配線手直し、補強
 経年劣化による各部ハンダ補正

D.使用部品
 バランス、バイアス調整用 半固定VR    4個
 フラットAMP、イコライザーAMP TR(トランジスター) 20個
 電解コンデンサー  6個     抵抗    8個

E.修理費   14000円    通常修理。

. Sansui AU−7500 の仕様(マニアル・カタログより)

1.蓋を開け、掃除終了。
2.バイアス、バランス調整 
3.左修理後、右=修理前のイコライザーAMPのノイズ測定
  大きいうねりはハム
4.修理、調整終わり
3.出力調整、確認
4.30分定格連続出力後、24時間のエージング中
S. Sansui AU−7500 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 プリメインアンプ AU−7500
実効出力 両ch動作=20Hz〜20kHz:32W+32W(8Ω)、1kHz:40W+40W(8Ω)
片ch動作=1kHz:43W/43W(8Ω)
ミュージックパワー 150W(4Ω、1kHz)
全高調波歪率(定格出力時) Main Amp:0.1%以下
混変調歪率 Main Amp:0.1%以下(70Hz:7kHz=4:1、SMPTE)
パワーバンドウィズ(IHF) 5Hz〜40kHz(8Ω、片ch動作)
周波数特性(1W出力時) Phono1、2:30Hz〜15kHz ±0.5dB(RIAA偏差)
Aux:10Hz〜30kHz ±1.0dB
Main Amp:10Hz〜50kHz ±1.0dB
ダンピングファクター 40(8Ω)
入力感度/インピーダンス
(1kHz)
Phono1:2.5mV/50kΩ
Phono2:2.5mV/30kΩ、50kΩ、100kΩ
MIC:2.5mV/50kΩ
Tuner、Aux、4ch adaptor、Tape monitor(Pin/Din):100mV/50kΩ
Main Amp:800mV/40kΩ
Phono最大許容入力 300mV(THD 0.5%以下)
出力電圧(1kHz) Tape Rec(Pin/Din)=100mV/30mV
4ch Adaptor=100mV
Pre Amp=0.8V(THD 0.08%以下)、4.0V(最大、THD 0.5%以下)
ハム及びノイズ(IHF) Phono1、2:75dB以上
Tuner、AUX:80dB以上
Main Amp:100dB以上
トーンコントロール Bass:±15dB(50Hz)
Midrange:±5dB(1.5kHz)
Treble:±15dB(15kHz)
ラウドネス(Volume -30dB時) +10dB(50Hz)、+10dB(15kHz)
ローフィルター -12dB(50Hz、12dB/oct)
ハイフィルター -11dB(10kHz、12dB/oct)
ミューティング -20dB
定格消費電力(最大) 100W(315VA)
外形寸法 幅440x高さ140x奥行322mm
重量 12.7kg
価格 ¥75,000(1973年発売)
        
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