SANSUI TU−777修理記録
平成18年4月16日持込  5月18日完成
  • A. 修理前の状況
      ダイアル回転しない。

  • B. 原因
      経年変化による劣化

  • C. 修理状況
       RF増幅、、トラッキング、IF回路、MPX回路、修理・調整
      AM回路調整
      ダイアル操作関係修理
  • D. 使用部品


  • E.調整・測定

  • F. 修理費   20,000円   保証なしの現状悪い所のみの修理=通常修理


A. 修理前の状況
A1. 修理前点検中 前から見る、非常に綺麗
A2A. 修理前点検中 上から見る、埃が一杯
A2B. 修理前点検中 清掃後、上から見る
A3A. 修理前点検中 下から見る
A3B. 修理前点検中 ケースを取り、下から見る
A4A. 修理前点検中 ヒビが入ったフライホイール
A4B. 修理前点検中 ヒビが入ったフライホイール2
A5. 修理前点検中  色の変わった電解コンデンサー
C. 修理状況
C1A. 修理前 FMフロントエンド RF2段増幅
C1C. 修理前 フロント・エンド裏
C2A. 修理前 IF基板
C2C. 修理前 FM−IF基板裏
C3A. 修理前 FM−MPX基板
C3C. 修理前 FM−MPX基板基板裏
C4A. 修理前 FMステレオ表示基板
C4C. 修理前 FMステレオ表示基板裏
C5A. 修理前 整流基板
E. 調整・測定
E1. FM受信感度、歪み、分離度測定調整
     <見方>
   上段右=AM・FMステレオ信号発信器
   中段左端 電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用
   中段中左 歪み率計=出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
   中段中右 電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用
   中段右端 オシロ=出力波形 上=R出力、下=L出力 RL電圧計の出力を測定しているのでレンジが異なる場合比較注意
   下段中右上 デジタル電圧計=出力電圧測定RLは切り替えて測定
E2A. FM受信感度、歪み、分離度測定調整
      見方
     FMステレオ信号発信器より 84MHZで 1000Hの 変調信号を 30dBで出す
     これを受信し出力を測定する
     L出力=10mV(Max50mVレンジ)    R出力=1.5V(Max1.5Vレンジ)
     歪み率、L出力=--%、右出力=0.8%
     出力波形 上=R出力、下=L出力 (RLでレンジが異なるので注意、Lは1/30です)
E2B. FM受信感度、歪み、分離度測定調整
      見方
     FMステレオ信号発信器より 84MHZで 1000Hの 変調信号を 30dBで出す
     これを受信し出力を測定する
     L出力=1.5V(Max1.5Vレンジ)    R出力=10mV(Max50mVレンジ)
     歪み率、L出力=0.8%、右出力=−%
     出力波形 上=R出力、下=L出力 (RLでレンジが異なるので注意、Rは1/30です)
E3A. AM 感度測定調整
    見方
     上のAM信号発信器より 1000KHZで 1000Hの 50%変調信号を 60dBで出す
     これを受信し出力を測定する、
     歪み率、L出力=0.6%、右出力=0.6%
     L出力=0.8V(Max1.5Vレンジ)    R出力=0.8V(Max1.5Vレンジ)
     出力波形 上=R出力、下=L出力。
E3A. AM 感度測定調整
    見方
     上のAM信号発信器より 1000KHZで 1000Hの 50%変調信号を 30dBで出す
     これを受信し出力を測定する、
     歪み率、L出力=3%、右出力=3%
     L出力=400mV(Max 500mVレンジ)    R出力=400mV(Max 500mVレンジ)
     出力波形 上=R出力、下=L出力。
E6.  24時間エージング。
                         tu777-l
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