山水 α607 CDプレイヤ− 修理
平成15年3月10日到着   平成16年8月1日完成
  • A. 修理前の状況
     高精度発振器の交換・オペアンプ交換・ダイオード交換・ DAC周りのコンデンサーをOS−CONに交換
    ところが最近、私が抵抗を交換しようかと内部を触った際に故障してしまいました。
     症状としてはなぜか再生せず、またトレイが出てこなくなりました。 私が抵抗を交換する際、メインの基盤と前面コントロールパネルを繋ぐテープ電線を 折ってしまったので、当初はこの部分の断線が原因かと思っておりました。
    そこで、サンスイサービスに相談したところ、一度中を見てみないとわからない と言われましたので、CDPを送り昨日連絡をいただきました。 まず症状としては、フリードモーター?が回らない・フォーカスが出ていない・ ピックアップの前後の動きがない、といったものでメカ自体かメカの基盤が 故障しているのではないかといわれました。
    ところがサンスイサービスが修理するためには、発振器などチューンしてある部分を ノーマルに戻さないと修理でできないと言われました。 修理をせねば再生できず、修理をするにはチューンを元に戻す必要がある状況です。

  • B. 原因
      ICが焼損(人為的事故は被害甚大=壊れない物も壊れる)

  • C. 修理状況
      DALE抵抗                  49個
      電解コンデンサー             10個
      配線手直し、補強
      各部、半田補正

  • D. 使用部品

  • F. 修理費   68,000円

A. 修理前の状況
A−2. 交換高精度発振器?=普通のCPU用のXTAL 取り付けは接着
     しかも、出力は撚り線? 常識的には同軸ケーブル使用 また、電源のアースが取っていない
     これでは、メーカーは認めないのは当たり前!
C. 修理状況
C−1A. 修理前 メイン基板
C−1B. 修理後 メイン基板 普通の抵抗をDALEに36個、電解コンデンサー2個交換
C−1C. 修理前 メイン基板裏
C−1D. 修理後 メイン基板裏
C−1E. 完成 メイン基板裏 洗浄後
C−2A. 修理前 電源基板
C−2B. 修理後 電源基板 普通の抵抗をDALEに3個、電解コンデンサー8個交換
C−2C. 修理後 電源基板裏
C−2D. 修理後 電源基板裏
C−2E. 完成 電源基板裏 洗浄後
C−3A. 修理前 ヘッドホーンAMP基板
C−3B. 修理後 ヘッドホーンAMP基板 普通の抵抗をDALEに10個交換
C−3C. 修理後 ヘッドホーンAMP基板裏
C−4A. 修理中 VR回りの半田不良ヶ所 未だ新しいのに???
C−4B. 修理中 上の接点部分拡大
C−5. 交換部品
C−6A. 修理前 上から見る
C−6B. 修理後 上から見る
C−7. 完成 引き続き24時間エージング
                        sua607n
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